この地区では、移民が多いので、高校ではアメリカのハイスクールが初めての親向けの
説明会がありました。全部わかる自信はないですが、こういった類のparents meetingは
ほとんど行きます。
英語が分かるかどうかよりも、学校に足蹴く通う。言葉のバリアーがあるからこそ、
私は心がけています。スクールボランティアもそうですが、全て英語で大変ですし、
居場所ないな。とか子供に私の英語が通じない。と困ったりしたことも沢山あります。
ですが、ESOLの子供達は毎日この思いをしているので、言葉を理由に諦めることは
したくないな。とそう思ってやってきました。
学校に行くことで、例えばメールをちゃんと見ていないんではないか。という疑念も
払拭されますし、何より子供のことを見ている親だ。という認識になります。
アメリカは基本的に主張した人には、相手しますが、察してくれ。的な日本人のやり方
は通じません。主張することが英語のバリアでできないので、機会があれば、行く。
まあ、そうやって三年間やってきました。
日本に帰ってからの英検も子供達とよーいドンで準一級の取得レースやりました。
子供の苦労を全く知らずに、あれこれ言うのは、できればやめたいな。と。
そうやって学校に行っているうちに、先生たちから顔を覚えてもらえます。行けば、
「ああ、英語のできない、子供好きなお母さん」という印象になっていきます。
先生たち、もしくはクラスマザーにそう思われれば、ぐっと信頼度は上がります。
英語のできないアジア人が、信頼されるには、これしかなかっただろう。と
今振り返っても思います。
久しぶりに戻ったアメリカでも、既に以前からの友達を自宅や公園などで預かったり
自分の子を預かってもらったりと、やっています。
さて、インターナショナルペアレントミィーティングですが、狭い会議室に、百人近く
の親がぎゅうぎゅうで話を聞きました。アジア人が案外少なく、７割は、インド系と
南米（もしかしたらヨーロッパも）でした。
アメリカはcreditと単位のことを呼び、必修科目（必要なコース）と必要なcreditが
９年生と１２年生であり、第一段階の９年生が、海外から来た生徒で必要科目がとれて
いないと、10thに上がれないから、気を付けて。という話があり、10th、11thでも
それぞれ最低単位数があるとのことでした。
また、海外からの生徒はまずオンレベルに入っているので、通常単位としては４しか
付かないとのことで、もともとギフティッドだったり、acceleratedだったりすると
単位数は６と多くもらえるから、簡単だと思ったら上げる方がいいと。
また、もし在住ならよく聞くと思いますが、APcourseがありますが、これは７単位が
オンラインなどで、履修して半期で取得可能なようでした。またAPの良い点は、
アメリカのcollegeが供給しているcourseになるので、正当に評価される。とのこと。
その他、地元のcollegeや有名な大学のクラスも取得可能で、creditとしては、大きい
けれど、落とすリスクがある上に、別の大学にapplyするときに、単位として認めら
れる保証がない。高校は単位の可否以外何もできないので、おすすめではない。との
ことでした。授業のチャートがあり、とにかく塗りつぶしていって、creditとコースを
確認するように。とのことでした。
10thで、collegeを意識した単位取得を考えた方がいいようで、娘以上に自分が不安を
覚えていました。
あとは、APや大学での単位は、もちろん挑戦してもいいけど、とにかくgredeをパス
することが最優先だ。絶対に押し付けないように。アメリカには数千の大学がある。
広い視野を持って、とにかく卒業をまず優先してやって欲しいと。
SATは大学によって必要だったりと、違うので、高校では特にサポートはしていない
ようでした。GPスコアは、高校では見ないけれど、海外で修学した単位数も大学
申請には使えるので、それは自分で考えて欲しいとのことでした。
とりあえず、二時間近くの説明で、分かったこともまだまだ不明なこともありますが、
海外からの親は子供にいい大学に行かせて、アメリカで成功させようという人が多い
からか、無理をして大学のカリキュラムを取らせないように念押ししていました。
大学の単位を取ったから、大学にいけるわけじゃないし。この州の最高位の大学の
数学は、SATの数学が満点でも、単位を落とした生徒だっている。と。
その時高校は何もしてあげられない。と。
日本と共通で、大学受験は熱いんです！うちの娘は、全然熱くありません！！
毎日クラブで疲れて、ソファで寝てます。。。
