現地校のサイエンス

アメリカ現地校の授業にはESOL、ギフティッドのような取り出し授業

サイエンスとは別にSTEAMの授業があり、日本教育とは違うことも多々あります。

社会は、2年生でその州の地理や歴史をやるの、日本の地域の勉強と似ていますが、

サイエンスは全く違うので、日本に戻った時にとても困ります。

私が驚いたことは、実験のような授業が少ないのです。

アメリカは危険なこともあり、外に出る授業は少なく、経験をともなう授業は

日本に比べて少ないと感じました。日本で理科授業の支援員をやっていた時期が

あるのですが、その頃は、二週に一回は外だったり、実験だったりと体感できるもの

をおこなっていました。

コロナ禍において、減ってしまった日本ですが、アメリカはそもそも小学生のうちは

実験のような授業がないのです。

さて、ではどういうものがあるのか、というと、PTAによって、science forceという

期間が設けられ、学校の先生からの依頼で、親が主体となって、理科の体験授業を

おこなうのです、暗室の実験、化学の実験、解剖など、多岐にわたり、毎年親が行い

ます、ボランティアのサインアップがクラス全員の親に送付され、教育に熱心な

親御さんが自分の子供のクラスに申し込み、実験を子供と一緒に行います。

ですから、親が低学歴だったり、移民のせいで英語に不自由だったりする学区に

住んでいると、自動的にこういう親主催の内容も簡素としたものに、なってしまうの

です。ですから、学区、という考えは日本以上に強いと感じました。

英語がうまくないにも関わらず、サイエンス大好きな私は毎回参加して、

いつも簡単な仕事に従事したものですが、英語が下手でも、子供達もそういうのに

慣れているし、娘のクラスでは娘がESOLなので、不思議がらずに「あなたが〇〇の

お母さん?よろしく」みたいな感じで接してくれます。

先生は、親のボランティアが少ないのも困るので、私にも親切ですが、難しいことを

私に頼めないので、毎回どこのポジションにいかせるか、困惑させてしましました。

それでも、面白くてやめられない、スクールボランティアです。

ミドルスクール編は、別途!