長女は、日本語維持のための塾には入らないこともあり、補習校へ通学し始めました。
へとへとにも関わらず、起こして、寝たまま連れて行く感じです。
先日、入学面接の感じでは、現地校っぽい、ミックスの子が多い雰囲気でしたが。
アメリカ三年目にして初めての補習校ということで、全員が興味津々で、帰りを
待っていました。
米国在住の日本人の方ならご存じでしょうが、補習校は、週末だけで、給料も安く
先生になってくれる人がいないのがどこの州でも当たり前で、この地区は、
ちゃんと先生がいるだけ、マシなのですが。
長女曰く、やはり国語の先生がとにかくひどい。と。中学高校全てみても、こんなに
わかりにくい先生見たことない。と。アメリカが長い人がやっているので、
お互い日本語が第二言語同士で教えあっているような状態になってしまうのでしょう。
内容は、新聞記事からの抜き出しですから、わるくないとは思いますが、三時間授業
があるそうですが、たったA4プリント一枚やっただけだそうで!えっ!これだけ?
費用も安く、時間も長いので、悪い事ばかりではないのでしょうけど、学んだ。という
感じではないのかな。と。
数学の先生は、こちらが17年という日本人家族の娘さんで、慶応系列の高校に
帰国枠で受験して受かったにも関わらず、アメリカに戻ってきた方のようで、
しっかりしているとのことでした。
補習校は、情報を得る場所なのかな。とそれを自宅に帰ってからどう活用するか。が
大切な気がします。うちの子のように、日本のリアルな高校中学を知っている生徒
ばかりでは、ない中で、変わらずに新聞記事の抜粋をして、授業内容を考えてく
ださっている先生は、尊敬に値しますが、日本の現役の受験生を教えている先生と
比べてしまえば、教えるという感じにはならないのかな。と。
クラスは、やはり日本人が半分以上はいるようでした。
英語もそうですが、日本語も最終的には、本人の努力が必要ですね。
生徒も先生も不安定な環境で、維持されている補習校、日本人の情熱を感じますね。
みんなで頑張って維持していってもらいたいものです。
ただ、長女は本当に受験勉強がしたいなら、行かない方がいいとは、他の兄弟に
アドバイスしていました。
娘は、早速来週の土曜日はクラブでお休みです。
日曜日だけが朝寝坊できる日。そう思うとなかなか大変ですね。アメリカ在住のご家族
みなさん、頑張りましょう!