日本語学校

色々考えた結果、長女は土曜日に日本語学校へ行くことに。いわゆる補習校。

実際高校一年生なので、指定の教科書もないし、何を学ぶのか。とも思ったのですが

同じ境遇で、先々どういう進路にすすむのか、情報や気持ちを共有しあえる人が

必要ではないかな。というのが一番の理由。下の子は、次女は日本での帰国子女枠での

受験、息子は、公立中学という可能性から、平日にオンラインで日本からの受験

スクールの授業と、近くの日本人塾で平日に二回はやらせて、週末は親がみるという

ことで、頻度をあげて、維持ないし学習させる方が重要かな。と。

また、オンラインの場合は、ファミリーvacationで出かけた時にも、休ませないこと

ができるので、現実問題として土曜日全て補習校にとられなくてすむかな。

ということもあります。

まだ、体験授業はうけていないけども、オンラインの場合、全米(もしくはイギリス)

も一緒だったりするので、帰国子女枠受験のクラスとしてはレベルは高いという気

がしています。

今日、長女が補習校の方へいった様子を聞くに、日本語がちゃんと話せない人がクラス

の半分くらいはいるのではないか。と。校長先生が、「日本語を学ぶ場所ではなく

日本語で勉強をする場所」だと強く念押ししていらっしゃったようで、それが、日本語

で勉強するのが難しい生徒が多いのではないか。と言っていました。

また、新入生の面接で隣になった子に、娘が話をきいたところ、7歳で、初めて補習校

にきたようですが、「アメリカに何年いるの?」って聞いたところ「6歳」って

アメリカにいる年数を歳で答えていたようで、もう一度「今、何歳?」「7際」と。

その他お気に入りのおもちゃを見せてくれたので、「かっこいいね。高そうだね」

って言ってあげたところ。不思議な顔をしていたので、「expensiveだよ」って

言ったら。「ああ」と喜んでいたそうで、全く日本語で勉強なんてできないでしょう。

と呆れてました。

ただ、現実はアメリカに長くいて日本語を話す人が全くいないと、こういうことに

なるんだろうな。と。

私たちの地区は、ESOLも充実しているので、アジア人が多いので日本人も中学では

各学年に十人ほどいるようですが、田舎だと、日本語を練習する機会もなく、

この7歳の子のように、なってしまうのかな。とみんなで話していましした。

そう考えていくと、やはり補習校は日本語の会話を練習する場かな。という印象です。

日本にいれば、英語ができると、「すごいね」ですが、こちらにいればやはり日本語

できて、すごいね。なんですよ。

本当にすごいのは、読み書きしゃべり含めて両方の言語ができることでしかないんで

しょう。おそらく、長女は日本ではさほど日本語できませんでしたが、日本からきた

ばかりで英語がまだ立ち上がっていない子からみれば英語もできますし、こちらで育っ

た子よりは、日本語がずっとできるので、「すごいね」なんじゃないでしょうか。

地区にもよるのでしょうけど、bilingualへの道のりは難しいですね。