少子化問題と大学費用無償化

アメリカでもよく、日本の大学は安いのか?アメリカの大学は高いんだよ。という話を

よく聞かれます。自分のESOLでも、ドイツは外国人であっても、ドイツ語のレベルが

かなり高いと、大学が無料だそうで、子どもはドイツに進学させたい。とか、

ドイツの大学を卒業した。というような話をちらほら聞きます。

長女は、アメリカの大学に進学したい。ですが、うちも三兄弟なので、学費の心配が

あります。この州では、アメリカ国籍で成績がある程度あれば、8割の学生が奨学金で

大学にいけるそうです。うちの子達は国籍がないので、まだまだわかりません。

先日、2025年度から子供が三人いる家庭は大学の費用が無償化に近い制度が開始

されるという記事がでました。

色々条件を読んでみると、大学生以下の扶養される子供が三人以上いる場合に、大学が

無償化されるそうで、扶養されなくなると、残りの兄弟は有償になるということで、

うちの場合は長女にだけ無料でいける可能性があるようでした。

所得制限がないということで、うちは高齢な両親だったので、給料が割と高くて

所得制限がある手当は全くもらえなかったので、ありがたいニュースです。

なぜ、三人だけ、という反論があるそうですが、三人は大変です。特に年齢が近いのは

同時に親の手伝いが必要だったりしますし。親の数より子供の数が多いので、アメリカ

では、運転が必須なこともあり、私はいつも運転に追われています。

お金も時間も全部子供にとられてしまうのです。

2人、1人のお子さんの方には、なかなか違いが分かりづらいでしょうけれど、両親が

それぞれの子供についても、子どもが余る、祖父母の手伝いなし、この大変さは

なかなかわからないでしょう。余る子に対して心苦しいという気持ちにもなります。

私は、三人目を産むとき、自分のエゴかなぁ、と思いました。

子供がいても、祖父母の協力が金銭的にも実質的にもあるご家庭もあるので、一概に

三人いるから必ず大変ではないのもわかります。

しかし、大学までの費用は大きな負担になるので、やはり三人目の控除はあっても

良いのではないかな。と。

お子さん二人のご家庭で三人目を産む方がいらっしゃると思いますね。

子供を産みたくなる社会、そんな日が来るようには思えませんが、日本政府には、

頑張ってもらいたいですね。

長女には、年明けから帰国子女受験用の小論文クラスに入ってもらうことにしました。

本人は不本意ですが、お金の問題は難しいです。