さて、アメリカのハイスクールで音楽をやっていれば誰しも経験することですが。。。
州代表のバンドとオーケストラがあります。それらは、オーディションに申し込み
決められた日にちの時間にいって、数分のオーディションを受けるのですが。。。
弾く技術はもちろんですが、一番難しいのは、sight-readingと呼ばれる、
与えられた楽譜をその場でみて、すぐに弾くテストです。これは、なかなか通常の
吹奏楽活動では鍛えられないので、オーディション専用のスキルのようでした。
長女は、一応うまい方ですが、ちゃんと習った経験がないので、予選ラウンドは
それなりの得点でパスしましたが、本選ラウンドで落ちました。
それで娘が言うには、楽譜を見る時間は30秒しかありませんから、
2行ほどを10秒ほどで全て暗記して、すぐに弾くというレベルだと。
リズムと♯、♭なども含めて全て。
実際にバンド活動で必要なのかはわからないですが。
オーディションとはそういうもののようでした。
こちらの地区のオーケストラに歴7年ほどのバイオリンの子がいて、去年おちて
リベンジで受かった子がいて、たまたまお母さんにお会いしたのですが。
1年目は日本人の先生に習っていたそうですが、オーディション落ちたので、
すぐにアメリカ人の先生に変えたそうです。
そして受かったそうで、只今、娘にもプライベートレッスンすすめられています。
オールステイトに受かることがいいのか。。。まだしばらく迷います。
学区の代表バンドには、予選の結果から選ばれました。
アメリカは大学にアプライする際にこういう学外活動がスコアとなるので、
バカにできませんね。
今日学校のボランティアで、お会いした、お母さんは息子さんがCubScoutをずっと
続けているそうで、ハイスクールまで続けると、collegeに行くときに、点数になると
言っていました。
ミドルスクールのブックフェア―のボランティアに行ってきました。
日本の漫画が沢山あって驚きました。ポスターも!
Hunter×Hunter、DragonBall、Spyfamily、Haikyu!!と。。。なんとなくこの辺は
知っていたのですが。「My Hero Academia」(僕のヒーローアカデミア)が一番冊数
ありました。これ全くこの日まで、知らなくてどうやら日本では少し前ちょうど私達が
前回米国に居た時期に流行ったようで、その後アメリカに入ってきたころは、逆に
アメリカに居なかったので、知らなかったようです。
おそらくコロナ禍で外出控えた時期に、爆発的に日本のアニメをオンラインで見る需要
が増えて、日本からも輸出の機会が増えて、ここ数年で日本のコミック文化が定着
したような気がします。
ポスターも日本のアニメのものが5種類ほどありました。
前回もブックフェア―のボランティアやりましたが、ここまで沢山の日本の漫画は
ありませんでした。
そして、買って帰る子も多くて、なかなかうれしいものですね。
ちなみに、うちの子供たちは全く日本のアニメも漫画もみません(-_-;)
アニメーションの分野は、技術立国としての地位が全く失われた今、文化の一つと
言えるのですはないでしょうか。