アメリカのハイスクールで生き抜くこと、居場所づくり

長女は16歳、英語は、話をするだけなら、問題ありません。ですが、academic

な英語やアメリカの教育の知識はまだまだESOL卒業できるかどうか。というレベル

です。元々社交的なのもあって、学校にはバンドで一緒のクラスの人とわりと

親しくしているということで、それなりに安心していました。

今日は、アイスホッケーの地元リーグの試合のハーフタイムショーを演奏することに

なり、バンドの中で選抜されたensembleで行ってきました。

そこで、選抜された12人の生徒も大人も高校でリザーブしたシートにいたので間近で

バンドメンバーでの関係を垣間見ました。

そもそも、10thの人で選抜されている人が他に1人しかいない、サックスは男が

多く女子が他に2人ということもあるとは思いますが。。。とりあえずawayで、いつも

組んでいるカルテットの他三人もそれなりに仲良くやっていて、別の見に来ていた

サックスのメンバーと和気あいあいと話していましたが。うちの娘だけ、後半は私の

ところに座っていて、なんだか輪に入れていない感じに。。。最終的に、トップバンド

に選抜されていない先輩で仲良くしてくれている人がいることがわかって、友達三人

と試合観戦できましたが。試合終了後も他のメンバーは一緒にバックステージに

向かうのに、、、はぐれてしまって。。。と明らかに誰も娘のことは気にかけている

様子もないですし。

先生が選んでくれて、選抜されて色々活動させてもらって、頑張っていますが。

現実的な人間関係までは、先生の範囲外ですから、自分でなんとかするしかないわけで

留学生も同じでしょうけど、英語ができるから、大丈夫、点数とれるから大丈夫という

ことだけではなくて、自分が自分でいれる居場所づくりってなかなか難しいな。と

スポーツ留学みたいなものです、実力があって、地位は確立されているんですが、

他のメンバーは数年前から活動していて、ぽっと出のアジア人をチームメンバー

としては、受け入れても友達として受け入れているわけじゃないのです。

そのシーンを間近でみると、メンタルの強さは言語力以上に必要だなぁと思います。

若いからできるんでしょうねぇ。