子供達は、生まれた時から、8歳くらいまでは、水泳、体操(もしくはスポーツ)、
音楽、英語をやらせようと決めていたので、週一程度の習い事をみんな日本でも
やっていました。渡米してすぐも、まず体操とスイミングに2週間で入会させまし
たが、やはり身振り手振りがきくからでした。
スイミングは、厳しいところは、私の英語力で、やはりレッスン中に事故にあうと
困るという事で断られたところもありましたが。入会できるところを見つけて、
いれていました。野球は、秋と春のシーズンをやらせていたわけですが。
数年経って、その時一緒だったメンバーがどうなっているか、というと、みんな
トライアウトで、チームに移っています。チームは基本的に一年中活動しますので
日本のスポーツ少年団なんかと近いイメージですが。夏休みがきっちりあるのは
違いますね。
過程としては、市の公園で主催される秋もしくは春の野球に申し込みます。で、
そこでも、どのくらいの力があるかの、ヒッティング、キャッチングを評価する日が
最初に全員あって、コーチ(全員お父さんからのボランティア)が各チームの力が
同じくらいになるように、チームわけします。
そして、週に2回もしくは3回の練習と週末に試合があり、リーグ戦で優勝チームが
決まり最終的に、そのシーズンの1位が決まるので、9月頃から始まり、最後は感謝際
まで、3カ月近く週に何度も会うので、仲良くなりますし、団結するし。
最後は打ち上げがあります。毎試合ごとにMVPが出て、試合ボールを入れて
もらえます。親は送迎などとても大変ですが、期間が限られているので、とても良い
経験でした。試合ごとに、スナック当番があって、基本的に暗黙で全員一回という感じ
で、足りないとコーチが引き受けることが多いです。
全員分のスナックとジュースを準備して試合後に配るのですが、アメリカはアレルギー
がある子供が多いので、確認した方がいいです。これは、遊ぶ時もそうですが、必ず
良く知っていてもアレルギーだけは確認必須です。
(cheez-it、goldfishは、アレルギー除去になっているので、確実です。)
そこで、活躍した選手は、コーチから声がかかって、トライアウトに呼ばれて、
トラベルチームに移っていきます。基本的にはスカウトと同じ仕組みです。
ですが、地元のトラベルチームは知ったメンバーばかりだからか、2年目には
みんな別のチームに移るようで、息子の友達はみんなバラバラの地区のチームに入って
いるようでした。そして、それはそれで、学校のコネクションと呼ばれる、付加授業
のようなもので、ミドルスクールになると、チームでやってるスポーツをさらに学校
でもやる子もいれば、学校では別のスポーツをやる子もいます。
ですが、スポーツ系の路線に入ると、平日週末とそれに費やすので、日本人補習校
に行かれている子達は、大抵それでやめてしまったりするようでした。
友達ほど野球がうまくないので、今回はスポーツは無理かな。と思っていたのですが。
こことは別でrecreationのスポーツもあります。こちらは、最終的に1位を決めないので
基本的に週一練習、週末練習試合。だけなので、とても気楽なのです。
野球をチームでやっていたり、そこまでスポーツに力をいれない人はこのrecreation
スポーツをやらせることもできるようで、サッカーをやるという友達がいたので、
人生初のサッカーを始めました。
唯一の友達を同じチームに希望したのですが、今日初練習に参加してみたら、
半分が同じ学校の子で、一人はクラスも一緒だったので、下手なわりには、すぐに
参加して、楽しく練習したようでした。
コーチは、たまたま以前野球をやっていた時に一緒だった子のお父さんで、覚えて
いていただいたので、親切に挨拶していただきました。
やはり、英語がひどいので、初対面の方は緊張しますから、事情をしっている方がいる
と助かります。アメリカでは、男の子はやはりスポーツで友達を作るのが、簡単です。
たかが2カ月半なのに、ユニフォームもくれて、最後はパーティやってと、楽しくて
よいイベントですね。