ギフティッドのスクリーニング検査

アメリカならではの、ギフティッド教育、興味もあり、やってみなさい。

落ちてもいいじゃない。と楽しんでいました。

Cognitive Abilities Test (CogAT)

Torrance Test of Creative Thinking (TTCT)

Measure of Academic Progress (MAP)

Gifted Rating Scales (GRS)

とりあえず、結局のところ未だにはっきりわかりませんが、こういった4項目のうち

3つ以上が90%タイル(上位10%)に入ると、入れるということでした。

後々わかったんですが、多くのアメリカ人も一回は落ちていて、1年半くらい経つと、

スクリーニングに選ばれる可能性があって、招待されて合格して入る。というパターン

が多くて、低学年では、5,6人からスタートして、高学年になればなるほど増える

ようでした。

ですから、再テストできるということは、本当の知能テスト的なものとは、

やはりちょっと違うのかな。と

また、このギフティッドの生徒が多いと、それも学校の宣伝になるので、基本的に先生

は沢山排出したいようでした。

では、このスクリーニングどうやったら招待されるか?ですが、

学校での学習態度で、先生が選抜するパターンもしくは、娘のように公のテストで

高スコアをだして、教育委員会から招待されるパターンの二通りだけでした。

実は、長女は高学年だったこともあり、沢山の生徒がTAGにいるので、入りたいと

アジア人のカウンセラーに相談したんです。そういう自己申告は、絶対にできない

ということでした。

そして、娘は、なんと一発で3項目なんとかクリアーして、ギフティッドに

選ばれたのです。

これを一番喜んでくれたのは、ESOLの先生でした、やはり言語の不利があるせいで

先生推薦ではなかなか選ばれないですし、選ばれても言語能力で落とすので

ESOLのまま合格する生徒は、学校600人ほどいて、他に1名だけで、数年に一度

出るかどうか、だったようでした。

親同士は、それほどギフティッドに入っているかどうかを気にしているような

場面は出くわしませんでしたが、

やはり生徒同士では、ギフティッドに選ばれてるということは、ステータスのようで

「私達、今日はTAGだから、じゃあね」みたいな感じはあったようです。

おとなしい娘は、やはりその仲間に入ったことは、大きな自信につながりました。

3年生だったので、週に一回、丸1日別のカリキュラムを受けるのです。

基本的に、creativityを鍛えることが主な目的なので、とにかく楽しいと

ESOLも楽しい、TAGも楽しいとちょうど渡米して1年経ったころで、

ようやく楽しい日々が始まった感じでした。