二番目は、基本無口で、日本語でもあまり話しません。
それでも、現地校スタートしました。一月からだったのでほとんど
学期末に近い状態でした。
英語ができないので、とりあえず、毎日休み時間は絵を描いていたそうです。
算数の時間は、できるので、二日目から、周りの算数苦手な子が答えを見にくるように
なったよ。聞かれてすぐに英語でいえないと、答えだけみる子もいるんだ。と
話してくれて、まあ、なんとかやっているなぁ。と。
二年生だったので、やはり下の子と同じように、誕生日会に招待されることもあり
何度か参加しました。
すると、その時に、あるアメリカ人の双子のお母さんから、あなたの娘さんの
絵を沢山もらってきて、うちで飾って喜んでいるのよ。と言われました。
絵をずっと描いていると、よってきて、色々話しかけてくれる子がいたそうで、
最終的に、その子達とは3年生でも同じクラスになれ、すごく仲良くなりました。
前回の帰国時にも最後の日に、泣きながら走って車を追いかけて、手を振り続けて
くれた。
全く英語ができないときから、傍にいてくれて、見守ってくれて、英語ができるように
なった今も友達。この信頼が彼女の人生にとって、大きすぎて、絶大な信頼を持って
いて、その子たちを、日本で知り合った友達との関係では越えられない。と言います。
たった8歳とはいえ、人生最大の苦境で、救ってくれた友達、こんなことは、
これからの人生ではなかなか巡り合うことはないでしょう。
そして、三年後、久しぶりにゆっくり過ごして、どういった今後の関係を築くのか、
見守るのが楽しみです。
大人しいし、スポーツなどで仲間を広げられない場合、こんな可能性があったんですね。