アメリカ人の友達と遊ぶ時(家に招待する)

下手な英語でも、いつも遊んでいれば、遊ぼうよと言ってくれる方もだんだんと

現れてきます。私は臆病なので、自分から連絡先は聞いたことがありませんが、

ついでに聞いてくれたり、時間を合わせるためや、誕生日会のことで、交換する

こともあったりして、気を使いながら、遊ぶ約束を、今では数えきれないほど。。。

しました。その中でも印象的なのは、初めてお家に呼んだ時です。

やはり、日本人の家を物珍しくて来る方もいるかもしれない。と張り切って

日本風のものを多めに準備して、アメリカンフードは準備せず、スナックだけは

人気のあるものにしました。

すると、お母さんは多少は日本のものにトライしてくれ、褒めてくれますが、

アメリカ人の子供達って良くも悪くも素直で、「いらない」の一言。

お母さん達もアメリカンなので、気を使って無理強いなんてしませんから、

結局うちの子供しか食べない。という状態になりました。

わざわざアジアングロッサリーで買ってきて、心底馬鹿みたいに思って、それ以降

基本的に、pizzaです。最近気づいたのですが、ピザはアメリカ人にとって、おにぎり

みたいな、もうちょっと出かけたりして食べるような、一週間に何度も食べるような

そんな気がします。(ちょっとそれは、私の意見ですが。)

今では、アメリカ人を家によんでも、何も困ったりしなくなりましたが、最初は

とりあえず沢山そろえて、様子見。の繰り返しでしたね。

日本風をちょっと出したいなら、おかず系は、枝豆か、塩おむすびで、お菓子系は、

あられのようなricecrackerか、カステラもしくは、抹茶チョコ、

定番はハイチュウですね。

子どもを多めに招待する場合は、日本風にこだわるのは辞めた方が無難です。

まあ、お箸を準備したり、日本風の食器ならよいですが、麦茶さえも、誰も喜びません。

家の中で靴を脱ぐのは、みんな噂でよく知っているのか、すぐにやってくれますが、

完璧にはしてくれないので、忘れ物を土足でとりにいったり平気でしますが、

細かい行儀作法は、絶対に気にしたらダメです。

時間にルーズ、手洗いにルーズ、床やソファでものを食べたりする。

全部を日本人の子供のようにやってもらいたいと思うと、家に招待できないと

思っていた方がよいです。

その他、割り勘とか、気を使って何かを持ってきたり、というのも生粋のアメリカンは

やらない人がほとんどです。

ですが、逆にうちの子が遊びに行ったり、家に呼んでもらったりしたら、結構お金が

かかっても、基本的に全て払ってくれます。20ドル以下なら聞く必要もないと思います。

この辺の感覚が、ちょっと難しかったです。

アメリカ人は、チップの文化のせいか、10ドル程度のお金について、あまり気にしない

というのが全体的な印象です。

相手の家にいったら、ボトルウォーターだってもらって当たり前だし、なんだったら

ジュースボックスある?って聞くような子もいます。

ですが、そういう家の子は、自分の家でも来た時はじゃんじゃんなんでもくれます。

ご両親がアジア人で、移民の家族はちょっと違います。日本人にちかくて、気を遣う

方もいらっしゃいます。

南米系の家族で親しい人があまりいないので、ちょっとわからないです。

あと、いただきます。の文化がないので、家について、机にお客さんように

食べ物がでていると、いきなり食べる。そんな子もいます。

基本的に遠慮という言葉とは無縁なので、逆にへんに遠慮して何でも断ってばかり

いるとお菓子きらいなんだな。とか嫌いだ。という解釈になるので気を付けた方が

いいです。正直でいいんだと思います。

結論としては、家によぶときは、アメリカンで豪勢にふるまう。

逆に呼んでもらったら、遠慮をしない。これが正しいバランスだと思っています。

コロナ規制中にアメリカ旅行した時は、みんなちゃんと最後のお別れができなかったと

悲しんでくれて、30万円くらい物や食事やプレゼントもらいました。