こちらでは、理科の実験というものがほとんどありません。ですから、PTAの主催で
サイエンスフォースという実験的な体験授業が開かれます。
5年生は、毎回の大イベントなんですが、海洋学みたいなのがテーマで、
ドックシャークの解剖をやります。小型のサメで、実験用にすでに血管や筋肉などに
色がつけてあったりします。ボランティアの大人が解体して、中を子供たちに見せる
というもので、写真は片付ける前に、ボランティアのお母さん達に見せていただいた
ものです。前回は英語も今よりできなかったですし、本当にいっぱいいっぱいで
あまりしっかりわからなかったのですが、今回はゆっくり見学させていただきました。
大きいのは肺だそうで、肺は浮くために必要な色々な機能があるそうで、
発達しているということでした。
メスだったので、中には卵と稚魚がいて、常に時期のずれた子供を妊娠している
そうです。なかなか、グロイですね。
実際に私が担当したのは、貝殻を沢山あつめたケースから三つ選んで、ノリで
台紙に貼って、名前を調べるというコーナーで、主にグルーガンが仕事でした。
教室前で迷っていたら、サポートの先生に声をかけられて、迷わずこのテーブルを
任されたので、先生は事前情報で私が英語ができないということを知っていて、
一番説明が必要ないテーブルを準備してくれます。
今まで20回とかのレベルでボランティアしていますが、言葉ができなくて困ったのは
一度しかないので、ほとんどの場合、簡単な仕事だったり、ペアーでの仕事だったりと
対応してくれて、英語ができること。というような事を言われたことは
一度もありません。ですが、私以外にアジアンのお母さんを見ることはほとんどない
のが現実ですね。
私は、元々小学校の理科支援員の経験もありますし、エンジニアで、塾講師で理科を
教えていたこともあるので、基本的にはこういうのが大好き、という前提はあります。
言葉を言い訳に〇〇できない、子供たちを英語ができなくても、行かせてる立場として
それを言い訳にはしたくないなぁ。と、それが私を駆り立てる理由です。
まあ、今となっては英語ができないのは私だけで、今回も「〇〇のお母さん?」って
ESOLの中国人の子の名前を出されてしまいましたが。
息子の名前を答えると、息子が日本から来たばかりでも英語が完璧なだけに、!!って
なります。仕方がないですが。