WWII(social studies)アメリカから見た日本、避けられない道

5年生の後半が始まりました。いよいよ第二次世界大戦を学ぶことになりました。

これは、アメリカで5年生を過ごす日本人のルーツが入った子供たちは避けれれない

道ですが、今の世界の主要国家としての地位をアメリカ合衆国が確立するまで、

これが、小学校の最後のテーマかと思います。

アメリカが地位を確立した一番の理由は世界大戦で日本を支配下においたからです。

一次世界大戦により、日本は強大な力と領土を手に入れます。(賛否両論あるかも

しれませんが、当時の大日本帝国は、世界条約を無視して、アジア内で、非道な

虐殺と侵略をしていたにも関わらず、認めず、国際連盟を脱退します。)

ちょっと冷静に考えれば、ロシアみたいなもんなんですよね。自分たちの領土を増やす

ために、他国なんか無視して侵略繰り返し。ドイツと日本が第二次世界大戦で主体で

すが、まあヒトラーと対等だったようなものなんですよ。

ですから、アメリカの授業で、日本がよく言われるわけがないんです!前回、長女が

5年生だったときは、自分達もそこまでその事実をしっかり理解していたわけじゃ

なかったので、娘もESOLですし、日本が悪いのかな。毎日enemyJapanって言われる

と悲しそうではありました。が、私たちの理解は、まだ不明瞭でした、

昔の教科書では、日本の非道さは割愛されていましたから。

大日本帝国軍は強かった。確かに。世界最大の戦艦大和はアメリカの博物館でも模型が

展示されています。神風特攻隊も特設ボードがあったりしました。

強くて非道な軍隊。そんな感じで、その悪に制裁を加えたのが、第一次世界大戦では、

出方を見守る形で軍事行為を行わなかったヒーローのアメリカなのです。

日本とドイツの世界征服から、守ったようなものです。日本の支配下に置かれたアジア

の多くの地域を解放させて、二度と戦争を起こさせないように改心させたのは、

アメリカだと。まあ、素晴らしいストーリーなので、悪役日本は悪く言われるのは

避けられない。原爆を落としたことだって反省というよりは、正当防衛みたいなものと

して取り扱っているわけです。広島の被害、本当の恐ろしさを教えたりはしません。

長女の時で、学んでいたので、ある程度インプットしてありましたし、

息子は、気持ちはアメリカンなので、その状況は、さほど気にしないでいれます。

ですが、息子は完璧に英語が分かる日本人なので、なんとホームルームティチャーが

「こういった日本に対する話が、続くけど、嫌な気持ちがしないか?大丈夫か?」と

聞いてくれたそうです。

英語の授業態度や、writingのことで、何度か怒るような厳しい先生ですが、優しい一面

もあるんだなぁ。と感動する出来事でした。

ですが、このアメリカの行為に対して、ヨーロッパの人たちは、原爆を落とすような

権利がアメリカにあるわけじゃない。神と勘違いしていると。言って怒る人もいるので

どの視点から見るか、だと思いますね。

そして、未だに残る「アメリカだって核爆弾使ったじゃないか。なのに世界から

許されたじゃないか。」とロシアが考えるのはこれが原因だと思っている人が

いることです。

アメリカ人に言われます、侵略されて支配されたにも関わらず、アメリカ大好きなのは

日本だけだよ。っと。

本来の国民性では、とても世界征服なんてするような性質じゃないのに。

気性だってアメリカ人比べて穏やかで、体格だって小さくて。そんな日本人が何を

持って世界と戦ったか。。。技術ですね。技術立国日本はここから始まったのかなぁ。

と、エンジニア目線ではそう思っています。

今となっては、信じられないですが。。。

世界大戦は、日本とアメリカをつなぐ彼らにとっては、避けられない知識でしょう。

正解とか不正解とかじゃなく、事実を知り後世に明るい世界を残して欲しいものです。