日本では将棋が近年流行っていると思う、藤井聡太プロのおかげでしょう。コロナ禍で
帰国した時に、家にいる時間が多いという事で、将棋を教えてみたのですが、
主人と私がむきになるばかりで、子供たちはなかなか興味を示さなかったのですが。
昨年7月にきて、すぐに息子はオンラインでchessをやり始めました。誰が勧めたわけ
でもないのですが、なぜか急にです。
そこから、友達とchessをやりたいというようになったので、まずはオンラインで
ある程度練習してもらって、チェスクラブのような場所に連れて行ってあげるね。と
話していました。知り合いの中国人にきくと、中国語をやらせるのもあるので、チェス
はオンラインで中国人の先生に習っている。
おお!!素晴らしい。と日本人のチェスコミュニティを探したり、オンラインなど
ちょっと探してみましたが、永住日本人の将棋の集まりしか見つからず。息子は
将棋はダメというので、お父さんがチェスがうまいという友達のお家でやったり、
オンラインで対戦したりをしてきましたが。年内でよい場所が見つからなかったので、
”キッズチェス”というアフタースクールクラブに申し込みました。
ただ、こういうプログラムもさほど安いわけではないので、お父さんがチェスがうまい
人のご家族はあんなの全然高いばかりでダメだと、何も教えないんだ。など、
悪い評判しか聞かないのです。体験にいった子も、ほったらかしにされて嫌な思いを
したから、行きたくないと言っている。とか。
アメリカの場合は図書館で、毎週集まるチェスクラブというイベントも頻繁に見かけ
るので、そちらに行こうかと思ったりもしましたが。
この学校は、お金がある人が多い事、息子の友達はアメリカ人が多いということも
あって、こういった無料のイベントに行く人ってほとんど聞かないのです。
こういう無料は、おそらくホームスクール組や移民の人が多いと思います。
アメリカ人の人は、やはりお金を払う活動に行かせる人が圧倒的に多いです。
そういうケチじゃない文化がアメリカの経済を回しているな。とはいつも思います。
アジアン思考な私は、ギリギリまで迷いましたが、息子が学校の友達とチェスがしたい
教えてくれなくてもいいんだ。ってそればかり言うので、申し込みました。
さて、1月から4月の約4カ月で、380$果たして得るものはあるのでしょうか。
ミドルスクールにはチェスクラブがあるので、そちらは日本式の部活と同じで、
そちらに入って大会に出たりすることが多いそうです。そのためにも、やはり
修行は必要かなぁ。とチェス文化がない親の元で育つので、必要な出費かもしれません。
オンラインのchess.com、日本人の上位者もいるそうで、国旗がでるので、いちいち
息子はチェックしていました。いつか上位者になっていくれるとよいですが。
さて、次女はとにかく絵をよく描きます。基本的にキャラクターのようなかわいい女
の子が多いのですが、プロクリエイトを使うようになってからは、季節のものを描く
こともあります。アメリカにきて、アートクラスを探してみましたが、水彩画か
油絵のようなものが多いので、年末に再度オンラインのクラスを探しました。
フロリダにいる、香港のディズニーワールドのデザインも手掛けたという中華系の
人のスキル及び宣伝動画がなかなかすごいので、娘はすぐに入りたいと。
プロクリエイトでも大丈夫か?と聞くと、まず今の実力が知りたいから作品を送る
ように言われました。久しぶりにそんな事を言われて、気合をいれて、修正した画を
送ると、無事にクラスに入れるレベルに達していると言われて、申し込みました。
おお!!アメリカにきて初めて満足いきそうなクラスに出会えた気分でした。
日本で入っていたオンラインクラスは、かなり緩いものでどうしても時差があるせいで
早朝に外人向けにやっている絵が好きな人って感じのものでした。
日本人で探すと、日本では中学生はみんな塾と部活で、絵のクラスなんかやらないので
まず見つからなかったのです。
年明けから、クラスが始まるとなんと人数も13人ほどいて人気講師のようでしたが、
たった18$でと考えるとなかなかパフォーマンスがよいと思います。
しかし、もっと驚いたのが、娘が自分のクラスで作った作品に、この部分がうまく
描けなかったので、アドバイスください。って聞いたところ、返事が全て動画で
とってくれて5分ほど説明してくれていました。
この先生のdigital artistとしての紹介動画も、なかなか素晴らしくて、本当に
将来のartistを育てたいんだなぁというのが伝わってきます。
デジタルアートを学ぶべきおすすめスクールランキングというもものあって、
一位がシンガポールでした。その他はカリフォルニアが多いようでしたが、
シンガポールの学校、英語だし、費用はアメリカより安いし、娘にはおすすめして
おきました。
とても興味深い分野ですが、インパーソンではよいクラスが見つからない
これも事実です。
英語以上に、十代では色々なことを学んでほしいな、と思います。
長女は今日もMusic Bandの練習ですが。