タイトル通り、アメリカは日本以上に離婚していることなどの家庭の事情を隠さない
傾向が強いです。片親と暮らす子供にとっては、新しくくる伴侶がstep関係。
新しい再婚相手の間に子供が生まれれば自分とは半分の血をわけた、兄弟。
7年前くらいからの友達は、最初に会った時は、お母さんとの二人暮らしで、途中で
お母さんの彼氏と三人で暮らし始めて。
両親ともが再婚して、今は両親とその新しい相手の4人の親がいる、
そして腹違いの兄弟も生まれて、長い休みには父親の家にいき、腹違いの兄弟を
かわいがる生活でとても落ち着て、穏やかになっていた。
しかし最初に会ったときは、もっと神経質だったし、誕生日会で紹介してもらった時
お母さん、お母さんの彼氏、お父さんとお父さんの彼女、お母さん側のおばあちゃん、
お父さんお母さんの高校の同級生数人。に私達と別の友達二人という会
さすがに当時5年生の長女でさえ、この会が異様な雰囲気であることは気づいて、
「お母さん、○○のお母さんの彼氏とお父さんは全く話しないよ」などと言っていた。
ケーキを切ったりする際も、両方の関係者がものすごく間をあけて座るので
私達が真ん中に座る感じで、とても複雑でした。
ですが、まあ彼女たち(お母さん)からすれば、娘を愛する人たちに祝ってもらい
たかった。というこだわりがあったそうでした。
彼女はお父さんを早くに亡くし、お父さんの方は離婚していて、お母さんの彼氏も
義理のお母さんと腹違いの兄弟と育ったそうで。
親の都合で娘の愛する人をバラバラにしたくないね。というそれだけは一つ
あるように感じました。
そして、あれから6年、お母さんと彼氏は結婚し、お父さんも彼女と結婚して
新しく子供も生まれて。それでも変わらずに娘はお母さんと優しい義理の父と平日は
暮らし、長い休みの際には必ずお父さんの家で新しい兄弟と過ごす。
当時色々辛かったこともあったでしょう。でも今、彼女は最終的に自分を愛して
その愛情を大切にしてくれる義理の両親に出会い。かわいい兄弟と、充実した
日々を送っているようにみえます。
日本では、なかなか難しかっただろうな。と思います。
日本ではまだまだ離婚や再婚を公にして、うまくやっていくような文化はないですね。
うちの主人も父親がいませんが、とても辛い子供時代を過ごしています。
この家族は、特に学歴が高いとかではありませんが、人として学ぶ部分が多い人たち
ですね。理想や形にとらわれないアメリカの良いところだと思います。