最近、学期末に向かて色々なイベントをみかけます。
高校と中学が特に多いですが、カレッジへキャリア見学へ行くとか、リーダーシップの
トレーニングとか、それぞれ、成績の制限があったり、そもそもselected students
だったり、と誰でもいけるわけじゃないものが多数です。
インターンシップもギフティッド生からの選抜だったように、何かで上位に入っている
これが一番必要なことだと思います。
幸い、上の二人は音楽の活動に優先的に招待され、二番目も急遽始めたバイオリン
でしたが、この度、学校の15人に入ることができて、参加します。
こういう学外の活動に入ることと、記録残すことが、カレッジへ行くときのサイド
ポイントになるように思われます。
夏は、上は、州でトップの大学が主催する高校二年生以上のみの、
オーディションありのサマーキャンプに参加予定です。お金もゆうに600$は
越えます。夏だけで、3000$ほどの出費は高校生なら当たり前でしょうか。
ただ、ただ大学へ成績だけで行くといういきかたもあると思いますが、うちのように
外国からの成績トランスファーの場合、すぐにhonorと呼ばれるトップに入れる
わけでもないので、武器があってよかった。ということです。
才能がある(もしくは得意)を徹底的に伸ばす、金も時間もそれに費やす、
それがアメリカ式だと思います。
苦手を克服して、全教科鍛えて、ただただGPAをあげて、アプライしても、
大学は何千通のアプライフォームを見るわけで、目立ってなんぼなんです。
日本から最近、直接アメリカの有名大学へ、という記事をみかけますが、
彼らが全て英語も勉強も全てに長けていたとは思いません。
勉強と英語はむしろそこそこでいいんです、そんなやつはアメリカにごろごろ
いるのですから、欲しいのは「アメリカにいない育てたい人材」だということです。
絶対に、海外進学を希望するなら、ただただ勉強するのは辞めた方がいいです。
夏は思いっきり振り切って、自分が情熱かけれるものに、突っ込む、その勢いと
根性が一番必要だと思います。
うちの子は、アメリカにいるので、突っ込める環境が揃っています。
全ての教育の根底が日本とは違うのです。
世界で、国で、州で、地区で、戦える武器を持つことがまず第一だと
最近常々思います。
逆に、下の子は、スポーツも音楽もそこそこで、熱がないので、困りますね。
今は、やっぱりチェスですかねぇ。