5歳違いの3兄弟を育てる日々、完璧な育児とは

恋愛ガチャガチャの二十代、

不妊治療にかけた三十代、

三人の育児に追われる四十代、と目まぐるしく日々は過ぎていきました。

相変わらず、耳年増の育児からは抜け出せず、完璧を求めすぎて、イライラして、吐くときもあったり、泣きながら一晩中下の息子を抱っこしたり、と。あんなに欲しかった我が子を、鬱陶しいと思う朝も頻繁にありました。

人とはなんて贅沢な生き物か。どんなに生まれたことに感謝しても、日々に追われると感謝を忘れてしまいがちです。

そういう意味でも、ブログに残すことは良い方法ですね。

(今日は、三人に感謝します)

 

8歳までに基礎能力を育てよう。という何かの記事を読んで、全員ベビーの時期から

リトミック、スイミング、体操、英語を習わせていました。

そして、それは10歳ごろまで、

英語、ピアノ、スイミング、体操、と何らかのスポーツという形で続けることに。

それ以外に、自然教育(シュタイナー教育)にも関心があったので、森の親子幼稚園に通い、

一応、自分の中の完璧な教育を施していたはずでした。

週に10以上の習い事を回す日々。Ubarママと呼ばれ、ひたすら送迎。

子供達が育っていくほどに、所詮は凡庸な子供である自分の子供にイライラすることも多く

自分が捨てたキャリアが惜しい。早く社会で活躍したい。という葛藤と焦りが芽生えました。

もうすぐ43歳、すぐにでもキャリア復帰したい。でも子供も完璧に育てたい。そんなくだらない、葛藤です。

今思えば、どっちをとっても完璧なんてないわけで、全てはマスターベーション的な行為だったんですが。

自分が良いお母さんだと、思いたいために、良い習い事をさせる。

子どもの為だと、言いながら、自己満足、自己安心したいだけなんです。

母親ななんて、みんなどこかしらエゴイストだと私は思います。

でも、自信がないよりは、あった方がいいので、まあそれもいいんじゃないかと。